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ギャザースケール:ギャザー分量の決め方


この記事はこのブログで、1年以上TOP5に入っています。

 

実は元記事は3年以上前に書きました。

 

それからずっと TOP5

 

一番読んでいただいている記事です。

 

 

ギャザースケール:ギャザー分量の決め方


それほど、ギャザーって気になるところなのだと思います。

 

ギャザーがきれいに入ると、本当にうれしいですよね。

 

なんだろう、、、達成感があるというか。。。

 

上達した感もあるのかしら。

 

私の感覚では、小さなガッツポーズ系のパーツ縫いです。

 

 

 

ということで、多くの方に何度も訪問していただいて

 

見ていただいているので、加筆して再掲しますね。


 

 

ギャザー寄せ あるある


お洋服にギャザーはつきものですね。

 

ダーツから展開するギャザーは、

 

展開した分のギャザー分量が決まっていますが

 

袖やスカートなどに入れるギャザーの分量は

 

どのように決めていますか?

 

 

分量にこだわらなくてもいいもの、

 

たとえば、子供のスカートのフリルとか。。。

 

そういったものは、生地の余ったところを長く切って

 

ギャザー用の荒ミシンをかけたうえで、


実際に分量をみながらギャザーを寄せてミシンをかけていくのもいいと思います。

 

とはいっても、完成した後で

 

ギャザー量多すぎたなーーとか、

 

ギャザーがむらになっちゃったなー、とか。

 

そんなことって、結構 起きますよね。。

 

ギャザーあるあるだと思います。


そうなってほしくないお洋服にはどうしたらいいかというところです。



ギャザーの分量の決め手


ギャザー分量は

 

お洋服のもつ雰囲気を決めるので実はとても重要です。

 

ギャザーを寄せるときにパターン上で絶対に必要なのは合印。

 

均一にギャザーを寄せる場合は

 

合印と合印の間にどれくらいのギャザーを寄せるか。。。

 

分量をあらかじめ決める必要があります。

 

似合うギャザー分量というのは、

 

人によって違いますし、生地によっても見え方が違います。

 

自分に似合うギャザー分量を見つけるのも大切です。

 

また、生地によっても適切な分量があるように思います。

 

 

この辺のバランスは、使用する布で試しながら決めるといいですね。



ギャザー分量は、適当ではなく適切に。


ギャザーを寄せるときに大切なことなのかもしれませんよ。




適切な分量を知るためのギャザースケール


アトリエでは、写真のような小さなギャザースケールを用意しています。





右側:コットンローン

   上から、1.3 1.5 1.8 2.0 2.5 3.0倍となっています。

 

   1.3~1.8くらいはフリルの分量に適しています。

   ちなみに、ギャザーが寄っているレースのギャザー分量は1.3倍です。

   少なく感じますが、レースの幅が細くなるのでフリルとしては適量なのです。

 

左側:上から

   コットンローン 5.0倍

   細畝コーデュロイ 4.0倍

   コットンローン 4.0倍

 

左側はギャザー多め。


かなりボリューミーです。

 

限界は5.0倍あたりです。

 

 

作品作りの前に、ギャザーのボリュームを確認しながら

 

パターンを作るといいですね。

 

 

このスケールはドール用に作ったものなので

 

ギャザーが寄ってベルトになっているところは10㎝です。


生地の厚み別にもいくつか作っておくと便利です。

 

人間用ならもう少し大きい方がよいですが

 

このくらいの大きさでも参考にはなると思います。




おまけに:美しさを決めるギャザー寄せミシンのステッチ幅


洋裁本には、ギャザー寄せの指示では

 

ミシンの目盛を大きくします。とか

 

ミシンの目盛を5に合わせます。とか

 

書いてあります。

 

学校やお教室でもほとんどのところでそう教えていらっしゃるかも。

 

これがギャザーを寄せるときのデフォルト指示のようです。

 

が、美しいギャザーかと問われると些か疑問。

 

 

美しいギャザー寄せについては、次回書きますね。



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