
だりあ洋装店
だりあドール服研究所 クリエイターコース
「作れる」から、「自分の服を生み出せる」へ。
ドール服を作る技術を身につけても、
「自分が本当に作りたい服を、形にできているだろうか」
と感じることはありませんか。
素敵だと思う生地を選んで、
好きなデザインを組み合わせてみても、
なぜか思い描いていたものとは違う。
そんなときに必要なのは、技術だけではありません。
自分は何に美しさを感じるのか。
どんなシルエットを美しいと思うのか。
このデザインには、なぜこの素材なのか。
色やディテールをどう選べば、自分らしい一着になるのか。
それらを一つずつ考え、選び、形にしていくことが、
「自分のデザイン」をつくることにつながります。
自分の「好き」を、デザインへ。
だりあドール服研究所 クリエイターコースは、
決められた服の作り方を学ぶためのレッスンではありません。
ファッションデザインの考え方をベースに、
デザイン・素材・色彩・シルエット・世界観
について学びながら、自分の中にある「好き」や「美しい」を掘り下げ、それを一着のドール服として表現していく6か月間のコースです。
素材を見ること。
服の構造を見ること。
さまざまなデザインを知ること。
そして、
「なぜ、私はこれを選ぶのか」
を考えること。
感覚だけに頼るのではなく、知識と観察、そして自分自身の美意識を行き来しながら、デザインする力を育てていきます。
最終課題では、学んだことをもとに、
ご自身の世界観から生まれたオリジナルのドール服を制作します。

こんな方にぴったりのクラスです
・オリジナルのドール服をデザインできるようになりたい方
・「作れる服」ではなく「作りたい服」を形にしたい方
・素材やデザインについて、もっと知識を広げたい方
・自分らしい色やシルエット、ディテールを見つけたい方
・作品に統一された世界観を持たせたい方
・ドール服作家、デザイナー、クリエイターとしてステップアップしたい方
・ご自身のブランドとして、オリジナリティのある作品を確立していきたい方
・頭の中のイメージと、完成した作品との間にギャップを感じている方
6か月後に目指すこと
このコースで目指すのは、単に一着の作品を完成させることではありません。
さまざまな服や素材を見たときに、
「これは自分の世界に合う」
「この素材なら、このシルエットが美しい」
「ここはこう変えた方が、自分らしい」
と、自分で考え、選択できるようになること。
そして、自分の中にあるイメージを整理し、
「私は、こんな服を作りたい」
と表現できるようになることです。
そのために6か月を通して、
見る・知る・考える・選ぶ・試す・作る、を繰り返します。
レッスンカリキュラム
1か月目|自分の「好き」を知る
デザインとは何か
服をデザインするとはどういうことなのか。
まずはさまざまなファッションや作品を見ながら、自分が惹かれるものを探します。
・デザインの基本的な考え方
・自分の「好き」を見つけるワークショップ
・ファッションマップ制作
・自分の世界観を言葉とビジュアルで整理する
2か月目|素材を知る
素材が変われば、デザインも変わる
同じデザインでも、素材が変わればシルエットも表情も大きく変わります。
・布の種類と特徴
・厚み、張り、落ち感、透け感とデザインの関係
・レースやリボンなど副資材の選び方
・素材からデザインを考える
・マテリアルマップ制作
・ギャザースケール制作
3か月目|デザインの引き出しを増やす
「好き」だけではなく、「知っている」を増やす
シルエット、切り替え、衿、袖、スカート、ディテールなど、服を構成するさまざまな要素を見ていきます。
・シルエットとプロポーション
・服を構成するデザイン要素
・ディテールによる印象の違い
・ドールボディとデザインの関係
・色彩と配色の基礎
・自分の作品に取り入れたい要素を探す
4か月目|世界観を一着の服へ
イメージを具体的なデザインにする
これまで集めてきた素材やイメージを整理し、最終作品の方向性を決めます。
・テーマ設定
・ムードボード制作
・素材と色の選定
・シルエットとディテールの検討
・デザイン画実習
・デザインから制作方法を考える
5か月目|試作する・考える・修正する
デザインを立体にする
デザインは、描いたところで完成ではありません。
実際にドールに着せてみることで、初めて見えてくることがあります。
・試作
・ドールに着せたときのバランス確認
・素材とシルエットの検証
・デザインの修正
・ディテールの調整
・最終作品制作
「思っていたものと違う」を失敗にせず、
なぜ違って見えるのかを考える力を身につけます。
6か月目|自分の世界を完成させる
オリジナル作品制作
6か月間で考えてきたことを、一着の服として完成させます。
・最終作品制作
・仕上げとディテールの検討
・作品全体のバランス確認
・自分の作品を言葉で表現する
・これからの作品づくりにつなげるワークショップ
最後に振り返るのは、
「何を作ったか」だけではなく、
「なぜ、この一着になったのか」。
自分自身の美意識と世界観を、次の作品へつなげていきます。
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カリキュラムについて
基礎編:6か月間/月1回(午前・午後通し)1日2Lesson × 6か月 全12Lesson
デザイン、素材、色彩、クリエーションの基礎を学びながら、最終的にご自身でデザインしたオリジナル作品の完成を目指します。
※本コースは、原形制作ではなく、デザイン・素材・世界観を一着の服へと発展させることに重点を置いたカリキュラムです。
作品制作のベースとなる原形は「着せた瞬間、美しく見える。ドール原形レッスン」で制作したものを使用します。クリエイターコース受講前、または並行してご受講ください。
作品制作に必要なパターンについては、デザインに合わせてレッスン内で考えていきます。
対象ドール
Blythe、リカちゃん、チェリーちゃん、バービードール、ポピーパーカー、スーパードルフィー、ドルフィードリーム、ユノア、オリジナルドールなど。
着せ替えのできるドールであればご受講いただけます。
ただし、作品と世界観を継続して考えていくため、初回から最終レッスンまでひとつのボディを対象として制作していただきます。

ご案内
【日程】第2土曜日クラス 9月より開催予定
午前 10:00~12:30
午後 13:30~16:00
【期間】6か月間/月1回 1日2Lesson・全12Lesson
【定員】6名さま 最低催行人数:3名
【場所】だりあ洋装店アトリエ
【受講料】¥110,000
※レッスンで使用する教材・基本材料費は受講料に含まれます。
※最終課題作品に使用する生地・装飾材料等は、ご自身でご用意いただきます。
【お申込み】 秋期クラスの募集については、別途ご案内いたします。
修了後、さらにその先へ。
6か月間で見つけた自分らしいデザインや世界観を、さらに深く掘り下げたい方には、ステップアップクラスをご用意しています。
一着を作って終わるのではなく、次の作品へ、そしてその次の作品へ。
少しずつ作品を重ねながら、「これは、私の服。」と感じられる世界を育てていきます。
講師プロフィール
このコースでは、ドール服を「作る技術」だけではなく、
何を作りたいのかを考え、それを自分の表現として形にすることを大切にしています。
デザイン、素材、シルエット、縫製、そして世界観。
それぞれ異なる専門性を持つ二人の講師が、ひとつの作品が生まれるまでを、それぞれの視点からサポートします。
chi_cu_rin
ドール服研究家/ソーイングクリエイター
高校・大学で服飾を学び、卒業後はアパレルメーカーのデザイナーとして、デザインだけでなく、生地選び、カラー展開、生産工場との打ち合わせなど、服づくりのさまざまな工程に携わる。
その後、ミシンアドバイザーとして活動するなかで、だりあ洋装店のドール服制作に参加。ドールという小さな身体に服を仕立てる面白さに魅せられ、ドール服制作・研究を始める。
2021年より、だりあ洋装店アトリエにて「はじめてでも素敵にできるドール服攻略レッスン」を開講。
美しいシルエットと丁寧な縫製を大切にしながら、素材の特性を見極め、デザインを実際の一着へと形にしていくための技術を伝えている。
ちぇりべり
クチュリエール/だりあ洋装店主宰
大学でファッションデザインを学び、縫製メーカーで服づくりの技術を習得。その後、大手アパレルメーカー、パリコレクション参加ブランドで企画に携わる。
海外では、縫製工場の立ち上げや職業訓練のカリキュラム作成などに従事。10年以上にわたる海外生活のなかで、さまざまな文化、服飾、素材、手仕事に触れる。
2015年、母から30余年続いた注文婦人服店を引き継ぎ、「だりあ洋装店」を開店。
現在は、デザイン、パターン、仕立て、刺繍まで、服づくりのすべての工程を手がけるクチュリエールとして活動している。
服をデザインするときに大切にしているのは、形だけではなく、「その服を纏う人やドールが、どんな世界に存在するのか」まで考えること。
素材、色、時代背景、シルエット、ディテールなど、一つひとつの選択に理由を持たせながら、自分の中にある美意識をひとつの世界として表現するためのデザインの考え方を伝えている。
二つの視点から、一着を考える
美しい服には、デザインだけでも、技術だけでも届きません。
何を表現したいのか。
そのために、どんな素材を選ぶのか。
どんな形にし、どう仕立てるのか。
クリエイターコースでは、二人の講師それぞれの専門性を行き来しながら、一つひとつの選択を積み重ねていきます。
目指すのは、誰かの作品を上手に再現することではなく、
「これは、私の服。」
と言える一着を、自分自身で生み出せるようになることです。